簿記は「勉強するとお金の流れがわかる」「転職や就職が有利になる」と言われ、人気のある資格です。
転職・就職に備えて簿記資格の取得を考えている人も多いのではないでしょうか。
最近では「在宅ワークの経理事務」もあるので、フリーランス転身や副業のために簿記資格取得を考えている人もいるかもしれません。
資格に挑戦する際に知りたいのが、効率的な勉強の仕方ではないでしょうか。
今回は簿記の資格をもっている合格者477人におすすめ勉強方法のアンケート調査を実施。
- 調査対象:簿記の資格をもっている人
- 調査期間:2022年8月26日~9月9日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答集:477人(女性332人/男性145人)
※口コミ内の年齢は簿記資格取得時のものです。
回答数の多かった順におすすめ勉強法として紹介しています。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法
簿記の資格をもっている合格者477人に「簿記資格のおすすめ勉強方法」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「参考書・テキストを読む(243人)」です。
2位「問題集・過去問を解く(115人)」、3位「高校・大学の授業(101人)」、4位「専門学校に通う(54人)」と続きます。
以降、5位「YouTubeを見る(38人)」、6位「通信講座を受講する(25人)」、7位「短期スクールに通う(22人)」の結果となりました。
「参考書」「問題集」「YouTube」などを使い、独学で勉強した人が目立ちます。
「まずは参考書を読み、ある程度理解したらひたすら過去問を解く」など、複数の勉強方法を組み合わせている人も多数。
また商業高校では簿記の授業が行われることから、「商業高校卒なので、高校の授業で習った」という人も多くなりました。
では具体的な回答をもとに、それぞれの勉強方法のメリットを紹介していくので参考にしてみてください。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法1位 参考書・テキストを読む
- 図書館で参考書を借りて独学。大学生のため本一冊1,000円でも出費として大きいと感じてしまうので、ほとんどお金をかけずに学べたことが良かった(18歳 男性 日商簿記3級)
- 独学。メリットは本1冊でお金がかからないこと(21歳 女性 日商簿記2級)
- 参考書で独学しました。メリットは、時間の制約がなく都合のいいときに勉強できたことです(35歳 女性 日商簿記2級)
1位は「参考書・テキストを読む」です。
参考書による独学のメリットは、費用が抑えられて都合の良い時間に勉強できること。
社会人や大学生で忙しく、スクールに通う時間がない人にとってはメリットが大きい方法です。
「スクールだとペースについていけるか不安」「苦手なところだけ重点的に勉強したい」という人にも向いています。
「2級・3級レベルであれば独学で十分」という意見も見られました。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法2位 問題集・過去問を解く
- 勉強法は「ひたすら問題集を解きまくる」「過去問を何回も解く」といったシンプルなもの。問題の形式に慣れるのがメリット(17歳 男性 工業簿記1級、商業簿記1級、日商簿記2級)
- 自分の都合に合わせて進められるのでよかった。分からない分野だけ徹底的に取り組める(20歳 女性 日商簿記2級)
- 独学で市販の問題集と過去問をひたすら解きました。スクールに通うよりも断然お金がかからない(30歳 女性 日商簿記2級)
「問題集・過去問を解く」が2位。
問題集や過去問を使った独学なら、自分のペースで進められて費用も安くなるのがメリットです。
また問題集や過去問を何問も解くと、問題の形式に慣れて出題傾向もわかり、落ち着いて本番に臨めます。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法3位 高校・大学の授業
- 商業高校の授業のみ。週に5時限、基礎から段階的に教えてもらえた(15歳 女性 全商簿記3級)
- 高校のときに授業で学んだ。みんなで頑張れた(16歳 女性 全商簿記2級)
- 高校で商業科だったので、普段の授業で勉強した。メリットは、わからないことがあれば先生に聞けること(17歳 男性 全商簿記1級)
3位は「高校・大学の授業」。
必須科目であればやるしかないので、継続のモチベーションになります。
独学と違い、わからないことがあればすぐ先生やクラスメイトに質問できるので、疑問点を解決しやすいのもメリットですね。
授業だけではなく「商業高校の部活」や「大学の簿記サークル」で勉強していたという人もいました。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法4位 専門学校に通う
- 短期間で集中して質の高い授業を受けられるので、やる気がそがれませんでした。試験の日まで毎日簿記の授業と試験対策があり、しっかり身につけられました(19歳 女性 日商簿記1級)
- 専門学校に通って資格を取りました。友人ができてわからないことを教え合えたことや、教室全体が「合格しよう」という雰囲気だったことがよかったです(20歳 男性 日商簿記2級)
- わからないことがあった場合、講師にすぐに質問できる(36歳 女性 日商簿記1級)
4位は「専門学校に通う」。
簿記専門の講師が質の高い授業を行うので、効率的に勉強できるのが専門学校のメリットです。
専門学校で仲間ができ、助け合いながら勉強できるのもいいですね。
「試験前の対策講義がよかった」「教材が充実している」など、カリキュラムや教材に満足している人も多くなっています。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法5位 YouTubeを見る
- 自分のペースで勉強できるし、何回も復習できるから(23歳 男性 日商簿記3級)
- YouTubeの簿記講座動画。講座形式なので参考書を読むより理解しやすい(26歳 女性 日商簿記3級)
- YouTubeの動画を見ながら勉強しました。自分の好きなタイミングで見れますし、何より無料というのがとてもありがたかったです(38歳 女性 日商簿記2級)
5位は「YouTubeを見る」でした。
簿記や試験問題について解説するYouTube動画で勉強したという人も多くなっています。
いつでも無料で視聴できるのが大きなメリットですね。
仕事の通勤時間や休憩時間に動画を視聴していた人もいました。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法6位 通信講座を受講する
- ポイントを絞って効率よく勉強できた(22歳 女性 日商簿記2級)
- 会社からの帰宅後や、土日の好きな時間に勉強できた。またいつでも映像配信の見直しができたのもよかった(29歳 男性 日商簿記3級)
- 自宅で集中してできましたし、教材も豊富で分かりやすく効率的でした(41歳 男性 日商簿記1級)
6位は「通信講座を受講する」でした。
「自分の好きな時間に勉強できる」「テキストがわかりやすくて、効率的に勉強できる」という声が多数。
また添削付きの通信講座なら、モチベーションの維持にもつながりそうです。
合格者477人が選んだ簿記資格のおすすめ勉強法7位 短期スクールに通う
- 試験に出る箇所を効率的に教えてくれた(19歳 男性 日商簿記2級)
- 商業会議所で行われた短期スクール。講師が教えてくれたため、独学で進めるより分かりやすかった(22歳 女性 日商簿記3級)
- わからないところがすぐに聞ける。困っているときに気がついてくれて、声をかけてくれる(30歳 女性 日商簿記3級)
7位は「短期スクールに通う」でした。
「わかりやすかった」「短期スクールで効率よくポイントを押さえられた」というコメントが寄せられています。
わからないところを講師に質問できるのも、通学のメリットです。
お金をかけたくない人は、「参考書・テキスト」を読みながら「問題集・過去問」を解く、という勉強方法を試してみてはいかがでしょうか
簿記資格は独学でも取得できる資格なので、数千円の出費で学習できる方法なら挑戦してみる価値は十分あります。
経理や会計の知識がまったくない人は、まず3級から独学で始めてみて、合格できたら2級の取得も目指してみてください。
学習を進めるうちにわからないことが出てきた場合は、『大原学園』のような専門学校や、全国各地にある商工会議所が開催している短期スクールなどの利用を検討するのもいいのではないでしょうか。
講師がわかりやすく説明してくれるので、挫折せず勉強も続けられるでしょう。
通学が難しい人は、『ヒューマンアカデミー』などの通信講座もおすすめです。
最近はeラーニング付きの講座も充実しており、通勤時間や仕事の休憩時間などスキマ時間を使った学習もできます。
「YouTube」も無料で利用できるので便利ですが、内容が正しいかどうか判断する必要があるため、信頼性の高い動画を選ぶようにしてください。
簿記資格を取ったきっかけランキング
簿記の資格をもっている477人に「簿記資格を取ったきっかけ」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「就職・転職に有利だから(175人)」です。
2位「仕事で使うから(103人)」、3位「高校・大学の授業を受けて(65人)」、4位「周りの影響(33人)」と続きます。
以降、5位「スキルアップの一環として(25人)」、6位「簿記・経理に興味があった(24人)」の結果となりました。
就職や転職を見据えて、簿記資格を取得した人が目立っています。
また社会人になって経理・会計の知識が必要になって、簿記資格を取得した人も。
学生にとっても社会人にとっても、簿記は魅力的な資格なのだとわかります。
では具体的な回答を紹介していくので確認していきましょう。
簿記資格を取ったきっかけ1位 就職・転職に有利だから
- 就職活動でアドバンテージを取ろうと考えたから(20歳 男性 商業簿記2級、工業簿記2級)
- 転職を考えていた際に、「簿記の資格があればアピールできる」と考えて資格を取得しました(35歳 女性 日商簿記2級)
- 転職するなら資格を取得した方が有利と思ったので(50歳 女性 日商簿記3級)
1位は「就職・転職に有利だから」です。
経理はどの会社にも必要な職種ですし、「簿記資格があれば実務未経験でも歓迎」という求人も多く見られます。
そのため「就職・転職に役立つ資格」として、まず簿記を思いつく人も多いのでしょう。
「未経験から事務系職種に転職したい」という人にもおすすめできる資格です。
簿記資格を取ったきっかけ2位 仕事で使うから
- 個人事業主として帳簿をつける必要があるので、簿記について学んだ(29歳 男性 日商簿記3級)
- 経理に関するシステムの担当になったので、経理事務について理解を深めようと思った(32歳 女性 日商簿記3級)
- 費用計上など、仕事で会計に関する知識が必要だったため(43歳 男性 日商簿記2級)
「仕事で使うから」が2位。
仕事が「経理職」「金融関係」という人のほか、「エンジニアとして経理システムの担当をしているから」「自営業だから」という人も複数いました。
「実務で使う」「必要に迫られて勉強している」という場合は、知識やスキルがスムーズに身につきそうですね。
簿記資格を取ったきっかけ3位 高校・大学の授業を受けて
- 商業高校のクラスが簿記に特化していたため(17歳 女性 日商簿記2級)
- 高校で必須科目のため(18歳 男性 全商簿記1級)
- 大学の授業で勉強して面白かったから(20歳 女性 日商簿記2級)
3位は「高校・大学の授業を受けて」。
「授業を受けて興味が湧いた」「商業高校で簿記が必須科目であり、試験を受けるのも当たり前だった」などの回答が寄せられています。
「全商簿記2級を取得しないと卒業できなかった」「卒業基準が簿記検定合格だった」など、商業高校ですと簿記資格取得が卒業の条件になっているところもあるようです。
簿記資格を取ったきっかけ4位 周りの影響
- 親が経理職だったから(19歳 男性 日商簿記2級)
- 「社会人として簿記資格をもっていて損はない」「もっていると仕事の幅が広がる」と周囲にすすめられたからです(28歳 女性 日商簿記3級)
- 友人が取得したので影響されました(40歳 男性 日商簿記3級)
4位は「周りの影響」。
「親が経理パーソンや自営業」「友人が取得したのを見て、自分もやってみたくなった」などの回答が寄せられています。
資格を活かして働いている人がいると、「かっこいい」と思いますよね。
親や友人から「簿記の資格をとるように」とすすめられた人も目立ちました。
簿記資格を取ったきっかけ5位 スキルアップの一環として
- 資格を取ってスキルアップしたかった(26歳 女性 日商簿記3級)
- 自己研鑽の一環(32歳 男性 日商簿記2級)
- 事務スキルを上げるために、まず簿記資格を取ろうと思いました(44歳 女性 日商簿記3級)
5位は「スキルアップの一環として」でした。
「なにかスキルアップにつながる資格が欲しい」と思って簿記にたどり着いた人もいれば、経理職として働きつつスキルアップを目指して資格を取った人もいました。
資格をとってスキルアップすると、昇進で有利になったり資格手当がついたりする会社もあるようです。
簿記資格を取ったきっかけ6位 簿記・経理に興味があった
- 工学系の学部に所属しているのだが、商業高校で行われている教育や、経済学部で学べることなどに興味を持っていた(18歳 男性 日商簿記3級)
- お金の勉強をしておきたいと思ったからです(23歳 女性 日商簿記3級)
- 40代になり経理や会計のことを知らないのもどうかと思い、少し簿記に興味を持ったタイミングで資格を取ってみようと思いました(40歳 男性 日商簿記3級)
6位は「簿記・経理に興味があった」でした。
「お金の流れを知りたい」「簿記っておもしろい」という思いで資格取得に至った人もいるとわかります。
純粋な「おもしろい」「知りたい」という気持ちが資格につながるのは素敵ですね。
興味がある分野なら「資格をとって終わり」ではなく、さらにレベルの高い資格に挑戦するなど、長く勉強を続けていけそうです。
簿記資格の取得を目指すなら、明確な目的や目標を持ちましょう。
簿記の学習は暗記よりも理解が重要なため、一度つまずくと途中で諦めてしまう人もいます。
「経理職に転職するため」「取引先の経営状況を把握するのに財務諸表を読み取れるようになりたい」など、目的・目標があれば諦めずに学習も続けられます。
授業で簿記を学ぶ機会がある学生さんは、社会に出てから活かせるので、簿記資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
きっかけは何であれ、持っていて損をする資格ではないので、興味を持った人はぜひ簿記の勉強をはじめてみてください。
ちなみに簿記検定には、以下の3種類があります。
- 日商簿記
- 全経簿記
- 全商簿記
難易度が最も高く、受験者数が多いのは「日商簿記」です。
仕事に活かしたい人や履歴書に書きたい人には、日商簿記の取得をおすすめします。
簿記検定の合格に向けて必要な勉強時間
簿記検定の合格に向けて必要な勉強時間の目安は、「受験する級」や「学習スタイル」によって異なります。
級によって難易度が異なりますし、学習スタイルによって効率性も変わるからです。
具体的な目安時間は以下の通りです。
級 | 独学の場合 | 講座受講の場合 |
---|---|---|
簿記3級 | 100~150時間 | 50~100時間 |
簿記2級 | 150~250時間 | 100~200時間 |
簿記1級 | 500~700時間 | 400~600時 |
通信講座やオンライン講座を受講する場合には、独学に比べて短期間で合格できると期待できます。
教材が用意されており、わからないところを講師やメンターに質問できるため、効率的に学習が進められるからです。
簿記の勉強におすすめのサイト4選
編集部が独自に選んだ、簿記の勉強に使えるおすすめのサイトを4つ紹介します。
- Study Pro
- 犬でもわかる!無料簿記講座(いぬぼき)
- パブロフ簿記
- 簿記検定ナビ
順番に解説していくので参考にしてみてください。
簿記の勉強におすすめのサイト4選簿記3級受験者におすすめの「Study Pro」
簿記3級受験者におすすめなのはStudy Proです。
Study Proは簿記3級に特化したサイトで、初めて簿記を勉強する人でもわかりやすいからですね。
シンプルな画面かつほのぼの系の可愛いイラストで説明してくれます。
また「勉強時間」と「理解度」が可視化できるようになっているので、苦手な項目を把握しやすいのもメリットです。
模試もついているので、試験前に力試しをしたい人にもおすすめ。
Study Proは登録なしでも利用できますが、登録すると学習データが基本的に無期限で保存でき、複数デバイスの学習データも統一できるようになります。
登録は無料なので、登録して使うことをおすすめします。
簿記の勉強におすすめのサイト4選3級・2級受験者に幅広くおすすえめできる「いぬぼき」
簿記3級及び2級を受験しようと考えている方に幅広くおすすめできるのが、「犬でもわかる!無料簿記講座(いぬぼき)」です。
いぬぼきは図や例題が豊富で、難しい論点も理解しやすいよう工夫されているからですね。
簿記3級についてはYouTubeの動画とも連動しており、以下のようなステップで学習が可能です。
- YouTubeでインプット講義を視聴
- サイトで仕訳問題集を解く
- YouTubeでアウトプット講義を視聴
- サイトで復習問題を解く
また「暗記ではなく本質の理解」に重点を置いているサイトでもあるので、「しっかり理解したい」「独学してみたけどわかりにくいところがある」という方にもおすすめです。
簿記の勉強におすすめのサイト4選テキストを使いながら勉強したい人は「パブロフ簿記」
サイトやアプリだけで勉強できるのはとても便利ですし、お金もかからないので助かりますよね。
しかし中には「テキストで勉強しないと、なんとなく気分が乗らない」「書き込みしたほうが頭に入るタイプだ」という方もいるのではないでしょうか。
テキストを使いながら勉強したい人には「パブロフ簿記」をおすすめします。
パブロフ簿記はテキスト(「パブロフ流でみんな合格」シリーズ)と連動している簿記学習サイトだからですね。
アプリや動画もリリースされていて、さまざまなツールで学習が可能です。
カバーしているのは「日商簿記3級」「日商簿記2級(商業簿記)」「日商簿記2級(工業簿記)」となっています。
「試験までの過ごし方」「電卓の使い方」「仕訳問題を解くときにスピードアップする方法」なども学べるので、試験のコツを知りたい初学者にもおすすめします。
簿記の勉強におすすめのサイト4選ひと通り学習が終わった人におすすめの「簿記検定ナビ」
ひと通り学習が終わった人におすすめのサイトは「簿記検定ナビ」です。
簿記検定ナビには「出題予想」「オリジナルの模試」などが掲載されており、理解度チェックや試験前の仕上げにピッタリだからですね。
なお予想問題が掲載されているのは簿記3級と2級のみです。
「試験情報」「おすすめのテキスト・問題集」なども掲載されており、簿記試験に関する情報が網羅できます。
「簿記に関する情報を幅広く仕入れる」または「他のサイトやテキストで勉強して、試験前の仕上げに使う」のにおすすめのサイトです。
簿記の勉強におすすめのアプリ4選
続いて編集部が独自に選んだ、簿記の勉強におすすめのアプリを4つ紹介します。
- パブロフ簿記lite
- わかる!受かる!!日商簿記-仕訳攻略
- 簿記3級 解説付き問題集
- マンガでわかる簿記入門
順番に解説していくので参考にしてみてください。
簿記の勉強におすすめのアプリ4選解説もしっかり見たいなら「パブロフ簿記lite」
問題を解くだけではなく解説もしっかり読みたいなら、パブロフ簿記liteがおすすめです。
パブロフ簿記のアプリでは、全問に解き方の解説が掲載されていて、すぐに解き方を真似できるようになっているからですね。
実務経験者がつくっているので、解説がわかりやすい点もメリット。
また最新版の試験範囲に対応しているので安心です。
無料版である「lite」には、日商簿記2級用と3級用があり、AndroidにもiOSにも対応しています。
有料版を購入すると解ける問題数が増えますので、無料版を試して「使いやすい」「自分に向いている」と思ったら、有料版を使ってみるのもよいでしょう。
簿記の勉強におすすめのアプリ4選仕訳や勘定科目に慣れたいなら「わかる!受かる!!日商簿記-仕訳攻略」
簿記の基本である「仕訳」や「勘定科目」に慣れたい人におすすめなのが、「わかる!受かる!!日商簿記-仕訳攻略」です。
「わかる!受かる!!日商簿記-仕訳攻略」は、仕訳を繰り返して勘定科目を覚えることに特化したアプリだからですね。
シンプルに勘定科目をあてはめていくだけなので計算も必要なく、サクサク進められます。
そのため隙間時間での勉強にも適していて、「通勤中」「仕事の休み時間」などにちょこちょこ勉強したい人にもおすすめです。
日商簿記2級用と3級用のアプリがあり、Android版・iOS版ともにリリースされています。
『イメージで攻略 わかる!受かる!!日商簿記』をもとにつくられているアプリなので、テキストを購入した方はぜひダウンロードしましょう。
簿記の勉強におすすめのアプリ4選簿記3級の問題に慣れたいなら「簿記3級 解説付き問題集」
簿記3級の問題に慣れたい人におすすめなのが「簿記3級 解説付き問題集」です。
「簿記3級 解説付き問題集」は総問題数が796問もあり、たっぷり練習できるからですね。
回答は選択式なので、隙間時間でも比較的取り組みやすいでしょう。
全ての問題に会計士監修の解説がついているので、問題を解くだけではなく簿記についての理解を深めることも可能。
また間違った問題や自信のない問題にチェックを入れておくことで、あとからまとめて復習できる機能もあります。
対応しているのは3級のみですが、iOS版もAndroid版もリリースされています。
有料版にすれば広告を消せますが、広告を気にしないなら無料でも問題なく利用できるでしょう。
簿記の勉強におすすめのアプリ4選簿記の勉強を始めたばかりなら「マンガでわかる簿記入門」
簿記の勉強を始めたばかりの人におすすめなのは、「マンガでわかる簿記入門」です。
「マンガでわかる簿記入門」は名前の通りマンガを使って簿記の知識を学べるアプリだからですね。
クイズ機能もあり、2択または3択のクイズで「知識が身についたか」を確認できます。
ゆるいキノコのキャラクターがかわいらしく、隙間時間で気軽に楽しく勉強できるはずです。
そのため「まったく簿記の知識がない」「簿記は難しそうだと感じている」という人が、簿記の基礎知識を学ぶアプリとしてぜひおすすめ。
一方で「たくさん問題を解きたい」という人には向いていません。
調査結果から見えた簿記のおすすめ勉強法まとめ
「転職や就職に有利」という理由で、簿記の資格取得を考える人は多いですね。
経理はどの企業でも必要になる職種ですし、「資格があれば実務未経験OK」という求人も多いからでしょう。
簿記資格の勉強方法としては「参考書」「問題集」を挙げた人が多くなりました。
「高校や大学で基礎を学んだ」「経理・会計の実務に携わっている」といった人であれば、独学でもとっつきやすいのではないでしょうか。
初心者で「本を読んでもなかなか理解できない」という場合は、専門学校や短期スクール・セミナーなど、講師に質問しながら学べる方法も検討してみましょう。
なお難易度が高い日商簿記1級については、専門学校に通うなど独学以外の勉強方法で合格した人が多くなっています。
「狙う資格の難易度」「自身の知識レベル」に合わせて勉強方法を変えましょう。
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