仕事で自己嫌悪に陥る瞬間ランキング!しんどいときの対処法も徹底調査

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間ランキング

「ミスが続いている」「同僚や顧客に迷惑をかけてしまった」と、仕事で自己嫌悪に陥る人も少なくありません。

自己嫌悪を引きずりながら仕事するのは辛いですよね。

当メディアでは、全国の男女499名に「仕事で自己嫌悪に陥ることがありますか」と、独自アンケート調査を行ったところ、以下の結果となりました。

仕事で自己嫌悪に陥ることがある

「頻繁にある」「ときどきある」と答えた人が合わせて81.8%と、多くの人が仕事の中で自己嫌悪に陥ったことがあるとわかります。

常にミスなく完璧に仕事ができる人はいませんし、ずっとメンタルが安定している人もいません。

長く仕事していれば、多かれ少なかれ自己嫌悪に陥ってしまうことはあるでしょう。

上記以外にも、「仕事で自己嫌悪に陥る瞬間」や「自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法」についても徹底調査。

アンケートの回答数が多い順にランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査期間:2023年7月23日~26日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:499人(女性321人/男性178人)
  • 回答者の年代:10代 0.2%/20代 18.8%/30代 39.8%/40代 24.6%/50代 13.4%/60代以上 3.2%

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間ランキング

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間

全国の男女499人に、仕事をするうえでどんなときに自己嫌悪に陥るかを聞きました。

1位になったのは「ミス・失敗した(198人)」です。

2位「仕事がうまくいかない(79人)」、3位「他人と比べてしまう(42人)」、4位「感情的になってしまった(38人)」と続きます。

以降、5位「コミュニケーションがうまくいかない(37人)」、6位「周りに迷惑をかけた(26人)」、7位「叱られた(15人)」の結果となりました。

「ミス」「仕事がうまくいかない」など、仕事に行き詰まりを感じて自己嫌悪に陥る人が多数。

ミスや仕事の遅れが発生すると、上司に叱られたり、周囲に迷惑をかけてしまったりもします。

また「感情的になってしまった」「コミュニケーションの問題」など、人間関係がうまくいかず自己嫌悪に陥る人も多いとわかりました。

では具体的な回答を紹介します。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間1位 ミス・失敗した

  • 忙しくて仕事が溜まっているのにミスしてしまったとき。「ちゃんと確認すればよかったのに」と自己嫌悪になります(24歳 女性)
  • 何回も確認しながら作業し「間違いがない」と確信をもっていたことに対してミスがあったとき(32歳 女性)
  • 同じミスを繰り返したときや、凡ミスをしたとき(48歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「ミス・失敗した」でした。

とくに「確認すれば防げたはずのミス」や「同じミスを繰り返した」などの声が寄せられました。

また注意していたはずなのに間違いが発覚すると、「時間をかけて丁寧にやったのにミスがあるなんて、自分って本当にダメだ」と落ち込む人もいるでしょう。

何度も同じミスをしたり、注意するよう言われていたのにミスしてしまったりすると、周囲の目も気になりますね。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間2位 仕事がうまくいかない

  • 仕事が上手に処理できなかったり、お客さんの言うことに対して上手く切り返せなかったりしたとき(36歳 女性)
  • 思い通りの成果が出なかったときに、自己嫌悪に陥ります(44歳 男性)
  • 仕事を思い通りに進められず、スケジュールを変更したとき(53歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

2位は「仕事がうまくいかない」です。

予想通りに仕事が進まず、期待した成果が出ないときに自己嫌悪に陥ってしまう人も。

また日々の業務で適切な対応・作業ができなかったときに、落ち込んで「私ってダメだ」と感じてしまう人も多いとわかりました。

仕事がうまく進まず納期やスケジュール変更を周囲にお願いするのは、気まずいですよね。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間3位 他人と比べてしまう

  • 周りと比べて自分が劣っていると実感したとき(20代 男性)
  • 周りは上手くできているのに、自分だけができていなかったとき(39歳 女性)
  • WEBライターとして働いています。自分では書けそうもないうまい文章を見ますと、自己嫌悪に陥ります(43歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「他人と比べてしまう」でした。

周囲に優秀な人が多い場合に起こりやすいケースといえます。

「営業成績が貼り出される」「自分だけ仕事が遅い」などの場合、はっきりと差が見えて落ち込む人も多いのではないでしょうか。

他人が能力を発揮して成果をあげていてうらやましく思うと同時に、「自分はなぜダメなんだろう」と自己嫌悪に陥る人もいます。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間4位 感情的になってしまった

  • 自分の機嫌によって、相手への対応が冷たくなったり雑になったりしたとき(39歳 女性)
  • かなり忙しいときは、受け答えや態度が高圧的になってしまうことがあります。冷静になってから「大人げなかった」と自己嫌悪に陥ります(42歳 男性)
  • 自分が焦っていて、人にキツい口調で話してしまったとき(50歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「感情的になってしまった」でした。

普段は穏やかな人でも「忙しい」「時間がなく焦っている」といった場合には、言葉遣いや態度が荒くなってしまうことも。

同僚に対して感情的な態度をとってしまい、後悔する人も多いとわかりました。

忙しい職場や、仕事をたくさん抱えている人に起こりやすいパターンでしょう。

あまりにキツい言い方だと、人間関係に影響を及ぼしてしまうかもしれません。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間5位 コミュニケーションがうまくいかない

  • 現在保育士として働いています。「自分の伝えたかったこと」と「子どもや保護者が感じ取ったこと」に相違があったときに自己嫌悪を感じます(22歳 女性)
  • 同僚やお客様とコミュニケーションがうまくとれないとき(44歳 女性)
  • 自分の考えが上手く相手に伝わらないとき(53歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「コミュニケーションがうまくいかない」が5位でした。

「相手のためを思って言ったことが、誤解されて悪く受け取られた」といった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

意図を正確に伝えられないとき、「コミュニケーション力が不足しているのかな」「相手への配慮が足りなかったかも」と自己嫌悪に陥る人も多いようです。

また相手の話をなかなか理解できないときにも、自己嫌悪に陥る人がいます。

接客業や医療・福祉職など人と密に接する仕事の場合、コミュニケーションがうまくとれないと「仕事に向いていないのかも」と思ってしまいそうですね。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間6位 周りに迷惑をかけた

  • 自分より仕事できる人の時間を奪ったとき(32歳 男性)
  • 大小かかわらずトラブルが発生し、会社の店舗に迷惑がかかること(41歳 男性)
  • 自分の失敗なのに、自分以外の人が注意を受けたとき(52歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「周りに迷惑をかけた」でした。

同僚や顧客に迷惑をかけてしまうと、「労力や時間を無駄にさせてしまった」と申し訳なく感じる人も多いのではないでしょうか。

迷惑をかけてしまったことが、「自分さえしっかりしていれば」という自己嫌悪につながるようです。

「同僚に仕事を代わってもらったら作業があっという間に終わった」といった場合、能力の差を感じて落ち込んでしまうかもしれません。

仕事で自己嫌悪に陥る瞬間7位 叱られた

  • 上司から理不尽な理由で注意を受けるとき、「自分だから言われるのだろうな」といつも自己嫌悪しています(31歳 女性)
  • きつく注意されたとき(37歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「叱られた」でした。

きつく注意されたり強い言葉で叱られたりすると落ち込みますし、「自分って、周りからダメだと思われているんだ」と考えてしまいがちです。

自己評価が下がり、自己嫌悪に陥るのでしょう。

やたらと自分だけ叱られる状況にあると、「なにか自分に悪いところがあるからでは」と感じてしまうかもしれません。

ワンポイントアドバイス

自己嫌悪に陥ったときは、改善点を考えたり、対策を立てたりするなど、学びのチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。

自己嫌悪に陥る瞬間で多かった「ミス・失敗した」「仕事がうまくいかなかった」などは、原因を分析すれば、改善できることがあるはずです。

改善策を考えることで、ミスや失敗を繰り返さずにすみ、さらに仕事がうまくいく確率もあがり、自己嫌悪に陥る機会も減ると考えられます。

今回のアンケートで「仕事で自己嫌悪に陥ることが全くない」と答えた人は6.8%でした。

仕事で自己嫌悪に陥ることは誰にでもあることなので、成長につなげていきましょう。

続けて、対処法について聞いているので、もし自己嫌悪に陥った際は、参考にしてみてください。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法の調査結果

仕事で自己嫌悪に陥ったときの対処法

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

1位になったのは「気分転換する(240人)」です。

2位「反省して次に活かす(114人)」、3位「誰かに相談する(36人)」、4位「深く考えすぎず割り切る(35人)」と続きます。

以降、5位「仕事に集中する(28人)」、6位「とことん落ち込む(15人)」、7位「時間が解決してくれる(14人)」の結果となりました。

半数近くの人が「気分転換」と答えており、嫌な気持ちを早めに忘れようとする人が多いとわかります。

また、「反省したあとで気分転換する」という回答もありました。

「自己嫌悪の原因となったミス」「反省すべき点」を忘れるのではなく、「嫌な感情」を忘れるというのがポイントではないでしょうか。

では具体的な回答を紹介します。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法1位 気分転換する

  • 家に帰った後、とにかく好きなことをやります。「映画を見る」「ゲーム」「好きな配信者を見る」など。休日はいろいろな場所に出かけてリフレッシュするようにもしています(22歳 男性)
  • 鬱々と考え込むのが嫌なので、帰宅したら無心で料理やお菓子を作ります(31歳 女性)
  • 仕事と関係ないことを考えてリフレッシュ。ゴルフで体を動かしたり、遊びに出かけたり、美味しいものを食べたりして切り替える(48歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「気分転換する」でした。

気分転換の方法は「好きなものを食べる」「音楽」「運動」「寝る」「休日に出かける」など。

好きな方法でストレス解消して、気持ちを新たにしている人も多いとわかります。

職場で一旦席を離れ、トイレに入ったりコーヒーを飲んだりして、気分転換をはかる人もいました。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法2位 反省して次に活かす

  • 次からはミスしないように、改善策を考える(25歳 女性)
  • 「どう作業するのがベストだったのか、ほかにやり方があったのではないか」と考察します(38歳 女性)
  • 前向きな「次にするべき対処法」を、思いつく限りテキストファイルに書き起こす(45歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

2位は「反省して次に活かす」です。

自分のミスが原因で自己嫌悪に陥っている場合、同じミスや失敗をしないために反省することは大切ですね。

「反省して改善策を考えたら、気持ちを切り替える」という人もいました。

起きてしまったことは変えられませんが、次の糧にすることはできます。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法3位 誰かに相談する

  • 信頼できる上司に相談する(31歳 女性)
  • 仕事仲間に軽い相談をする。相談して「自分がどう見られているか」を判断し、気持ちを整理しています(49歳 男性)
  • 家族に悩みを打ち明けて、今後の改善方法を話し合う。メンタルは多少改善できると思う(51歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「誰かに相談する」でした。

相談して自分の気持ちを吐き出すことで、嫌な気持ちを整理でき、自己嫌悪感が少し改善されるかもしれません。

ミスや失敗を繰り返さないための具体的なアドバイスがもらえることもあるでしょう。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法4位 深く考えすぎず割り切る

  • できるだけ気にしないようにする(26歳 女性)
  • 自己嫌悪にならないように、細かいことは気にし過ぎないようにしています。「仕事だからさくさくやって帰ろう」くらいの軽い気持ちでやっていると、楽になります(39歳 女性)
  • 失敗したことを考え過ぎないようにしている(42歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「深く考えすぎず割り切る」でした。

「ミスしても、大きな損失は出ていない」「新人だからミスしてもしょうがない」「相手はあまり気にしていないはず」などと考え、立ち直ろうとしている人もいました。

考えすぎる傾向がある人にとっては、必要な対処法でしょう。

ただ反省はしないと、また同じ失敗をするかもしれません。

考えすぎる必要はありませんが、ミスしたなら次に向けての反省は必要です。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法5位 仕事に集中する

  • 目の前にある新しい仕事にどんどん取り組む。忙しくして、自己嫌悪する時間がないようにする(32歳 男性)
  • 在宅勤務に切り替えて、周りの情報が入らないようにする。できるだけ自分の仕事に集中する(39歳 女性)
  • 日々の仕事に実直に対応し続けることで、地道に自信を取り戻す(48歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「仕事に集中する」が5位でした。

優秀な同僚と自分を比べて自己嫌悪に陥る場合、他人を気にしすぎないよう、自分の仕事に集中するのは良い方法ではないでしょうか。

仕事に集中して成功体験を積み重ねれば、自信もついてきます。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法6位 とことん落ち込む

  • とことん悩む(27歳 女性)
  • 自己嫌悪になった時に気分転換を試みたこともありましたが、うまくいきませんでした。そのため「今、自己嫌悪に陥ってるんだ」という気持ちを受け入れることにしました(38歳 女性)
  • とことんまで落ち込みます。後悔して「なんでできないんだろう」とどん底まで落ち込んだら、吹っ切れるときが来ます(39歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「とことん落ち込む」でした。

落ち込んだ気持ちを無理に回復させようとはせず、一旦とことん落ち込んでみるという人もいるのですね。

落ち込んで「自己嫌悪の原因」について深く考えることで、吹っ切れるという人も。

落ち込んだうえで、反省したり改善策を考えたりする人も多くなっています。

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときの対処法7位 時間が解決してくれる

  • 時間が解決してくれます。浮上するまでに時間がかかるけど、しばらく経つと「何であんなに悩んでたんだろう」と思います(38歳 女性)
  • 時間がたてば回復するので、待ちます(44歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「時間が解決してくれる」でした。

自然回復を待つという人も。

ただ自然回復とはいっても、無意識に「同僚と話す」「好きなものを食べる」「寝る」などリフレッシュ効果があることをしている可能性もあります。

ワンポイントアドバイス

仕事で自己嫌悪に陥ってしんどいときは、一時的な解消方法ではありますが、気分転換をして負の気持ちを和らげてみてはいかがでしょうか。

以下は、「仕事で自己嫌悪に陥るとどのような感情となるか」について聞いた結果です。

仕事で自己嫌悪に陥ったときの感情

仕事で自己嫌悪に陥ると「自信がなくなる」「落ち込む」「自分を責める」など、マイナスの感情を抱く人がほとんどだとわかります。

もちろん自分に非がある場合、反省したり次に活かすための改善策を考えることは大切ですが、すぐに気持ちが切り替わるわけではありません。

自己嫌悪が強くなりすぎたり、ネガティブな気持ちが切り替えられない場合は、気分転換でリセットしてから改善策を考えてみてもいいのではないでしょうか。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴を紹介します。

  • 責任感が強く真面目
  • ネガティブ思考に陥りやすい
  • プライドが高くて負けず嫌い
  • 理想が高い
  • 物事に白黒をつけたい
  • 他人の気持ちや顔色に敏感

順番に紹介するので参考にしてみてください。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴責任感が強く真面目

責任感が強くて真面目な人は、自己嫌悪に陥りやすい一面があります。

本来なら長所といえる責任感と真面目さゆえに、目標に届かなかったときやミスしたときに自分を責めてしまいやすいです。

「部下や後輩のミス」など本来は自分の責任ではないことでも、自分のせいとして、捉えてしまうケースも少なくありません。

例)

  • 自分が気付いていれば防げた
  • 自分の指導方法に問題があったのでは

責任感も真面目さも仕事にはとても大切なことですが、「失敗は一切許せない」という完璧主義になってしまうと、自分を許せなかったり、他の人にも同じことを求めがちになるので注意しましょう。

「自分は当てはまるかもしれない」と少しでも感じている人は、「少しミスしても挽回できる」といったように、心に余裕を持つように意識してみてはいかがでしょうか。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴ネガティブ思考に陥りやすい

ネガティブ思考な人も、自己嫌悪に陥りやすいです。

物事をつい悪い方向から見がちで、不安感から自己嫌悪へとつながりやすいです。

仕事上の小さなミスや少しの遅れでも、悪いイメージを膨らませて勝手に自己嫌悪に陥るケースもあります。

例)

  • 自分はダメな人間だ
  • 上司や同僚にも、ダメな社員だと思われるかも

「ネガティブなタイプかもしれない」と自覚のある人は、心配事や不安があっても「また考えすぎているんじゃないのか?」と、自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。

自身を俯瞰して見られることで、冷静に物事を判断しやすくなっておすすめです。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴プライドが高くて負けず嫌い

「プライドが高くて負けず嫌い」という人も、実は自己嫌悪に陥りやすいタイプです。

「負けた」「失敗した」という点にばかり注目してしまい、ミスや周囲より劣っていることを受け入れられず、自己嫌悪に陥ってしまうからですね。

またプライドが高くて自分ができていないことを受け入れなければ、いつまでたっても成長できません。

負けず嫌いを自認している方は、失敗や劣等感に振り回されるのではなく、次に活かすことを意識してみてはいかがでしょうか。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴理想が高い

理想が高い人も、自己嫌悪に陥りやすい特徴があります。

自分の中の理想が高い分、「現実とのギャップ」が生まれやすくなって自分を責めやすい傾向があります。

また理想が高い人は完璧主義的な側面も併せ持っているため、「周りから見れば、ほんの少しのギャップ」であっても、本人が納得できないケースも少なくありません。

できていない自分を許せなくて、自己嫌悪から抜け出すのに時間がかかるケースも多いと考えられます。

理想が高すぎないか、振り返る癖をつけてみてはいかがでしょうか。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴物事に白黒をつけたい

物事にはっきりと白黒をつけたがる人も、自己嫌悪に陥りやすいタイプと言えます。

「100か0か」といった極端な考え方をしがちなので、100%満足できる結果でないと「自分はダメだ」と思ってしまいやすいです。

例えば、ちょっとした失敗をしただけでも「もうダメだ」など、極端な考え方になりがちです。

白黒思考の自覚がある人は、心の中に余白部分を持ったり、グレーもアリといった考え方も取り入れてみてはいかがでしょうか。

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴他人の気持ちや顔色の変化に敏感

他人の気持ちや顔色の変化に敏感な人も、自己嫌悪に陥りやすいタイプです。

他の人から当てられる、自分に対しての感情の揺れや不快感を意識してしまいやすいです。

また自分の気持ちよりも他人の意見・評価を気にして行動してしまうため、「自分らしく振る舞えない自分」に対して自己嫌悪感を抱くこともあるでしょう。

「他人は他人、自分は自分」と意識してみることをおすすめします。
ワンポイントアドバイス

仕事で自己嫌悪に陥りやすい人の特徴を紹介しましたが、あえて特性を変える必要はありません。

自己嫌悪に陥りやすいものの、仕事においてはそれぞれの特徴も強みになります。

決して自己否定せず、自身の特性や強みを理解した上で、自己嫌悪に陥ったときの対応策を考えておくといいのではないでしょうか。

各特徴の最後に紹介している、吹き出し内のアドバイスも参考にしてみてください。